久々の新刊

今年は「みつこととかげ」の書店販売、といううれしい再版がありましたが、新しい本がようやく出来ました。
高村光太郎の詩集で、装画をしました。
<日本語を味わう名詩入門8「高村光太郎」>あすなろ書房
私は光太郎の若い頃の詩と、「智恵子抄」が好きです。それで、智恵子の切り紙作品などもイメージした表紙になりました。(画像はニュースのページにあります)少し関わった選詩の方では、光太郎の詩の、すこし尖ったところや若々しさが出てくれればいいなと思いました。この本は、詩に初めて触れる中学生〜高校生を対象にしたものだと思うので、希望や、野心が見え隠れする方が、元気が出るのではないかなあと。
書店で見かけましたら、手に取ってみてもらえたら嬉しいです。

今年はもう一冊絵本「ながぐつをはいたネコ」が出る予定になっています。